10月中旬。
ハゼのシーズンもいよいよ終盤。
東京・江戸川区を流れる新川西水門に、のべ竿を片手に立った。
ここはハゼ釣りの人気スポットで、柵があり、トイレも近く、すぐそばにコンビニもある。
初めての人でも安心して楽しめる環境で、子供連れのファミリーフィッシングにもぴったりだ。
釣行データ
| 日時 | 2025年10月中旬 7:00〜9:00 |
| 天気 | 曇り |
| 場所 | 新川西水門(東京都江戸川区) |
新川西水門にはきれいなトイレがあるので安心ですね。歩いて1分以内のところにコンビニもあるので便利です。
のべ竿と仕掛けの選択
新川は地面から川底まで約2メートルほど。
脈釣りなら3m前後の竿が扱いやすく、5mの竿があれば、しもりウキ仕掛けで中央付近まで狙える。
今回は手軽なRGM spec.1(3m)を使い、脈釣りで探ることにした。
ギアと仕掛け

身軽に動くには荷物は極力少ない方がいいですね。カバンを持つにしてもリュックよりもすぐに物を取り出せるウエストポーチや肩掛けのバッグがおすすめ。
初めての釣り場はポイントを探る

初めての釣り場は、何より“探る”楽しみがある。
水深や流れ、魚の付き場も未知数。
今回は中川へとつながる西寄りの水門付近からスタートし櫓橋に向かって探っていった。
静かな朝の川面に竿を伸ばして気持ちのいい時間を過ごす。
水門を抜ける風がひんやりと頬をなで、秋の訪れを感じさせた。
ハゼの居場所を探しながら釣る

はじめての釣り場では、移動しながら探ることで釣果が変わる。
立ち位置から正面、左右45度、そして壁際へと仕掛けを落とす。
反応がなければ、数歩進んで再び探る。これを繰り返す。
20メートルほど上流に進んだところで、壁際に仕掛けを落とした。
数十秒後、小刻みなアタリ、そして急に強い引き。
軽く合わせると、のべ竿が大きくしなり、糸鳴りが響いた。
「小さなボラか?」と思ったその瞬間、水面に現れたのは15センチのハゼ。
このサイズになると十分な引きが楽しめる。
手元に伝わる振動が、心地よい緊張を生んだ。
もう一度同じ場所を攻めてみたが、アタリは無い。
どうやら大きな個体は群れず、単独で動いているようだ。

釣果と振り返り

2時間の釣行で、釣れたのは15cmと13cmのハゼが2匹。
数こそ少ないが、しっかりとした手応えと、新川らしい穏やかな時間を味わうことができた。
ハゼを味わう楽しみ
釣りの余韻は、キッチンに立ってからも続く。
今回釣れたハゼは、前から試してみたかったハゼの煮干しを作ることに。
天日干しができないので、煮た後は冷蔵庫で干して、味噌汁の出汁に使ってみた。

のべ竿がくれる静かな時間
新川のように街の中で楽しめる釣りは、自然と向き合うというより、日常の中に自然を見つける釣りだ。
短い2時間でも、風の音や川の流れが心を整えてくれる。
のべ竿一本あれば、都会でも十分に自然とつながれる。
そんなことを教えてくれた、秋の朝だった。
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